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井上はり灸整骨院

コラム

当院のこだわり

その1 単刺

テレビなどで鍼を何本も刺したまま電極を繋いで…などという場面をご覧になったことがある方も多いと思いますが、当院のはり灸治療は鍼を刺したままでしばらく刺したままで時間を置くことは基本的にいたしません。

何本もの鍼を刺したままにはせずに、1本の鍼で刺して抜いてを繰り返し行っていく、単刺という方法で行います。
この単刺をすることで画一的な治療ではなく、それぞれの患者様に合わせた鍼灸治療をすることが実現できます。

全身に約800箇所程あるツボは、実は人によって場所が少し違い、また同じ人でもその日の体調によって違います。

私たちは鍼を持たない方の手で、その都度、患者様のツボを探り、指先で凹んでいるところや固いところを感じて鍼を刺します。このツボを探る作業の時に他の鍼が刺さっていると皮膚や筋肉に痛みを感じてしまうことがありますので、刺した鍼はすぐに抜いています。

鍼がすぐに抜かれると効果がないのではないかという思いを持たれる患者様もいらっしゃいますが、鍼を刺したままの時間が長ければ長いほど効果があるわけではありません。

鍼灸治療に慣れておられない患者様の場合、鍼を刺したままでしばらくほっとかれると、「鍼が今、自分の体に刺さっているから動かさないようにしなければ」と思い身体を動かさないように気を付けていたら逆に疲れてしまったり、「今はトイレにも行けないな。」と思うとトイレに行きたくなったりと、体の緊張がなかなか抜けなくなることがあります。

当院のやり方は、鍼を刺したままではないため、咄嗟のくしゃみや突然の地震の際にもすぐ動けますので、よりリラックスして治療を受けて頂けます。

はり灸治療中は施術者が常にそばにおり、患者様の体質や体調に合わせて、使用する鍼を決めたり、刺激量を調整しています。鍼を刺したままそばを離れることはありませんので、治療中に何か困ったことやご要望などがございましたら、遠慮なくお伝え頂ければと思います。

またご希望の患者様には、単刺にこだわらず、鍼に電気を流すパルス治療も行いますので、お気軽にお申し付け下さい。

その2 透熱灸

お灸は主に、熱を知らせる『知熱灸』と熱を透す『透熱灸』に分類されます。整骨院では手間のかかるお灸をしているところは多くはありませんし、お灸をしていてもせんねん灸などの簡易タイプの温灸がほとんどです。

そんな中、当院ではもぐさを患者様お一人お一人に合わせた大きさに1つ1つ手で捻り、米粒程の大きさにした透熱灸を積極的に行っております。

技術と手間や時間はかかりますが、この透熱灸の方が確実に効果があります。

お灸は鍼よりも白血球を増やす作用が多いといわれ、白血球が増えることにより免疫や自然治癒力が上がります。お灸は冷えて血行の悪くなった患部に熱を入れることにより、血行促進・消炎鎮痛を促す目的で行います。

また熱が透る瞬間にチクッとした感じがありますが、これを患部から離れた末端にすることで患部から意識がそれ、ツラさが和らぐようにとの目的で行っております。

当院では、部位によりお灸の大きさや固さ、種類を変えて、患者様に合わせて熱量を調節しながら据えていきますが、簡易タイプをご自宅でやってみたいという方は、受付にて販売しておりますので遠慮なくスタッフまでお申し付け下さい。

その3 マッサージ

当院では軽擦・指圧・揉捏といった技法を組み合わせ、患者様のお体の状態や部位に合わせたマッサージを心掛けています。

東洋医学では体全体のバランスを整える事が大事であるとされ、西洋医学的にみても患部だけでなく広い範囲でマッサージすることで、血流の改善に繋がり、炎症物質や疲労物質の吸収をより高めることが出来ます。

マッサージは弱めや強めなどの強さの調整ができます。また、身体をやさしく摩る軽擦法、身体の奥まで力が届く指圧法、筋肉を的確にとらえて緩める揉捏法など、どんな方法でも対応させて頂きますので、ご希望がございましたらお申し付け下さい。

また基本治療の他にマッサージ延長(10分毎に1000円)も承っておりますので、お気軽にお声掛け下さい。

その4 身体を温める

東洋医学では冷えは万病の本と言われています。身体が冷えることで気血津液の巡りが悪くなり、様々な体調不良の引き金になってしまいます。当院では『温める』ことが治療の根本であると考え、お灸を積極的に行っていますが、その他にも必要に応じて温められるように様々な工夫をしています。

《遠赤外線マット》

当院では各ベッドに1つずつ温マットを置いています。この温マットは単に温かいだけでなく、遠赤外線の熱により身体の深部まで温かさを届けることが出来ます。

《サンビーマー》

当院では2台のベッドに設置してあります。こちらも遠赤外線の熱による効果があり、高いところから使用することにより、さらに広範囲を温める事が出来ます。

《こんにゃく湿布》

じんわり温かく、局所をしっかり温める事ができるこんにゃく湿布は患者様にも大人気です。

当院では朝から保温状態の電気ポットにこんにゃくを入れておきタオルで包んで使っています。そのままだとかなり熱いので注意が必要ですが、こんにゃくをトングなどで気を付けて持ち上げて、数枚の乾いたタオルで包むことにより適度に温度調節ができます。
約30分位保温効果が続きますが、時間が経つと温度が下がってきますので、包んでいるタオルの枚数を減らすとよいです。

また、こんにゃくが小さくなるまで何度でも使用でき、とても経済的です。

カイロなどの熱は乾性熱と言われ温める効果はありますが、こんにゃく湿布のような湿性熱の方が身体に浸透しやすいと言われています。ですので、

こんにゃくをラップやビニール袋に包んでしまうと効果が減ってしまいます。

こんにゃく湿布のメリット

1、湿性の熱   2、保温時間が長い  3、安価でできる

ご家庭でも簡単にやって頂けますので、ご質問などがございましたらスタッフまでお気軽にお問合せ下さい。