鍼灸、マッサージの刺激について
鍼灸、マッサージの刺激は、強いから効くわけでもなく、弱いから効かないというわけでもありません。
ですから、強いマッサージや鍼灸をガマンして受ける必要はありません。
鍼灸やマッサージは身体の緊張を緩める目的で行いますが、
熱さや痛みをがまんして受けているとかえって筋肉を緊張させてしまい、身体を緩ませることが難しくなります。
また、強いマッサージは筋肉の損傷や骨折を引き起こしたり、もみ返しを起こす可能性もありますので危険を伴います。
マッサージや鍼灸は心地よく感じる程度が良いとされています。
あまり、刺激を感じていないからといって効果がない訳ではありません。
適切な刺激は、人によっても、その時の状態によっても異なります。
マッサージの場合ですと
若くてしっかりした体型の方ですと、少し強めの刺激でも大丈夫ですが、
年配の方できゃしゃな体型の方や小児には強い刺激はお勧めできません。
また、急性炎症(腫れが強い、押した時の痛みが強い、熱感がある)の症状がある所には弱めの刺激の方が、良いとされています。
患者様のご希望もお伺いしながらも、適切な刺激で治療させていただいております。