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井上はり灸整骨院

コラム

湿布についてQ&A

Q 湿布は貼っても大丈夫ですか?

A 貼って頂いても大丈夫です。湿布自体に患部を治す効果はありませんが、痛みに対して別の刺激を与えることによって痛みを緩和する効果があります。

Q 湿布はどのようなタイミングで使用するのが良いですか?

A お風呂上がりがいいと言われています。皮膚の汚れや油分が洗い流された状態なので湿布がしっかりと吸着しやすいですし、かぶれも起こりにくくなります。また、体が温まり、血行が促進されている状態の方が湿布の効果が高いとされています。ただし、貼る部分の水分はしっかり拭いて乾いてから貼ってください。汗をかいている場合は少し時間をあけて落ち着いてからが良いでしょう。

Q 貼るときに冷湿布か温湿布か、どちらが効きますか?

A 実は、湿布自体には加熱効果も冷却効果もなく、どちらの湿布も効果としては鎮痛作用と、抗炎症作用で、同じ効果なのです。

冷湿布にはメントールが、温湿布にはカプサイシンが含まれており、それらによって患部が刺激され、貼ると清涼感や温かさを感じるようになってます。温湿布と冷湿布の違いは貼った時の感覚の違いです。

Q 湿布はどれくらいの時間まで貼ってもいいですか?

A 4~5時間を目安にしていただくと良いです。薬剤の血中濃度が最も高くなるのは貼って4時間ぐらいでその後、緩やかに効果は低下していきます。長時間貼ってもあまり意味はなく、むしろ、かぶれるなどの原因になるので、長時間貼ることはお勧めしません。

*湿布の注意点

湿布の副作用で最もよくあるのはかぶれです。湿布の形どおりに赤く腫れてかゆみがでたりすることもあります。かゆみがでたらすぐに使用を中止してください。温湿布の方がかぶれやすい傾向にあります。

粘膜や傷口、湿疹などのあるところには貼らないで下さい。
汗や水をふきとってから使用してください。

貼っている部位を日光に当てないことです。
テープ剤の多くには「光線過敏症」と言う副作用があり、日光に当たると赤くただれて、跡が残ってしまいます。

モーラス、ロキソニン、ボルタレンが入っている湿布は、妊娠されている方、授乳中の方、小児、喘息のある方には貼らないほうが良いです。
多くの解熱鎮痛剤に含まれる成分は、お腹の赤ちゃんの大切な動脈管を狭くする可能性や赤ちゃんの腎臓に負担がかかり羊水量が減ってしまう可能性があるとされています。
アセトアミノフェンという成分の入ったカロナールやピリナジンであれば安全と言われています。