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タナ障害(滑膜ヒダ障害)
■症状
膝蓋骨の内側に引っかかるような感じがあり、膝を動かすときに痛みがある。
膝の屈伸でコリッと音がする。
膝蓋骨の内側のやや下方に索状物と圧痛が認められる。思春期から青年期に多い。
■原因
胎生期に関節を覆う袋(関節包)が造られていく過程で一時的にできる「滑膜ひだ」が、遺残としてその後も存在する状態で、膝関節の関節包の内側にもともと約50%の人に「滑膜ひだ」が存在する。
このひだが関節に挟み込まれて炎症をおこし痛みを生じる。
■治療
- 大腿四頭筋の強化とストレッチ。
- ひどい場合は、稀に関節鏡視下で手術する。
- 膝を温める。