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筋・筋膜性腰痛
腰痛の中で一番多い疾患。
■症状
受傷時の痛みは強くないが、時間の経過とともに痛みが強くなる傾向がある。
長時間の座位、動作時、特に前屈時の疼痛、起床時に痛みが発生する事もある。
ヤコビー線より上方の疼痛、脊柱起立筋や腸腰筋に多い。臀部への負担もかかりやすく殿筋群の疼痛も出現する。
損傷筋肉上の圧痛や硬結、比較的軽い力での圧痛がでる。
特にレントゲンでは異常を認めない。
■原因
筋肉の疲労による血行障害や過伸張による部分断裂で筋肉が異常収縮し、硬くなる。
運動不足や肥満による筋肉の負担。
長時間の同じ姿勢による筋肉の負担。
■予防・治療
- 患部を温める。
- 痛みが強い時は患部を上にした横向きの姿勢で安静を保つ。
- コルセットの着用。
- ウィリアム体操。
- 適度な運動。