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井上はり灸整骨院

コラム

スッキリ目覚める方法 

朝、目覚めが悪く、なかなか起きれないことはないですか?

特に、寒い冬の朝は起きるのが大変ですよね。

すっきり目覚める方法をネットで調べてみると、

布団を跳ねのける。カーテンを開け日光を浴びる。ストレッチをする。

熱めのシャワーを浴びる。音楽をかける。  など書いてありますが、

眠たい時は体を起こすことも、指を少し動かすことでさえも大変で

これらの方法を実践することができない方が多いのではないでしょか。

確かに身体を動かすと脳が活性化され目が覚めてきます。

ただ、眠たい時に身体を動かすことが難しい。

そこで、一番、身体の中で簡単に動かせるところはどこだと思いますか?

それは、『目』です。

いやいや目を開けるのが、ツラいんだけど・・・と思われるかもしれませんが

目は開けなくていいんです。

スッキリ目覚められる簡単な方法は

目を閉じたままで、眼球を動かすことです。

眼球には、6つの小さな筋肉

(上直筋、下直筋、内側直筋、外側直筋、上斜筋、下斜筋)が付いていて、

あらゆる方向に細かく少しの力で眼球を動かせるようになっています。

ALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者さんは手や足の筋肉が動かなくなり、

更には発音、呼吸に関係する筋肉も麻痺するため

言語障害、呼吸困難となります。

しかし、眼の動きは障害されにくいとされてます。

それだけ、眼の動きは少しのパワーでも動いてくれるのです。

目を閉じた状態でも眼球を動かしていると、だんだん脳に刺激が伝わり、

脳が活性化され目が覚めてくるでしょう。

東洋医学的にみても、目につながる経絡は、

足太陽経、足陽明経、足少陽経、手少陽経など

陽経の経絡がたくさんあります。

つまり、目は陽気の集まる場所です。

人の体は陽の気と陰の気が巡ることで構成されています。

陽の気は主に日中の活動している時に活発に人体を巡っています。

夜、就寝している時は人体には主に陰気が巡っていますが、

朝、目覚めて目を開けた瞬間に体中に陽気が巡り、

身体が動くようにできています。

目覚めが悪いのは陰気と陽気の入れ替えが上手くできない状態です。

目を開けるのがつらくても

目を閉じたままで眼球を動かしているだけで、

陽の気が徐々に身体に流れていくようになります。

陽の気が身体を巡るようになると身体が動くようになります。

目覚めの悪い方にとって簡単に目が覚める方法ですので、

是非、試してみてください。